「ムカデ」とは、多足亜門ムカデ綱に属する節足動物の総称で、漢字では「百足」と書きます。
日本における「ムカデ」の代表種は、オオムカデ属のトビズムカデとその亜種アオズムカデ、アカズムカデなどです。
トビズムカデは体長約8~15cmで、21の胴節と1節に1対、計21対の歩肢があり、顎肢に毒腺を持っており、毒を用いてゴキブリやバッタ、ネズミなどの小動物を捕食する肉食性です。
「ヤスデ」とは、多足亜門ヤスデ網に属する節足動物の総称で、漢字では「馬陸」と書きます。
日本だけで約200種、全世界では1万種以上の種類が確認されており、小さいもので1cmから、世界最大種のアフリカオオヤスデは30cmを超える個体も存在します。
日本の民家の庭などで多くみられる種はヤケヤスデです。
「ヤスデ」の歩脚は、前の3節には1節に1対ずつ、それより後ろの節は1節に2対ずつあり、倍脚類とも言われます。
また、「ヤスデ」は毒は持っておらず、おもに土壌の有機物や枯葉、真菌類などを食す腐植食性です。
■ Wikipedia ムカデ
■ Wikipedia ヤスデ
「ムカデ」…多足亜門ムカデ綱に属する節足動物の総称で、漢字では「百足」
「ヤスデ」…多足亜門ヤスデ網に属する節足動物の総称で、漢字では「馬陸」
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