「ワールドカップ」と「W杯」の違いは? | 1分で読める!! [ 違いは? ]

「ワールドカップ」とは、スポーツの国際大会などに用いられる名称で、英語での綴りは “world cup” です。
サッカーをはじめ、ラグビーやアメリカンフットボール、バレーボール、柔道、レスリングなど様々な競技の国際大会において「ワールドカップ」の大会名称が用いられていますが、単に「ワールドカップ」といった場合、FIFA(国際サッカー連盟)が主催する4年に一度のサッカーの世界選手権大会「FIFAワールドカップ」を指すことが多いです。
「FIFAワールドカップ」は、1930年にウルグアイで開催された第1回大会より「ワールドカップ」の大会名称を使用していますが、FIFAによる「ワールドカップ」の商標登録は認められておらず、他のスポーツにおいても「ワールドカップ」の大会名称が使われています。

「W杯」とは、日本における「ワールドカップ」の省略表記で、そのまま「ワールドカップ」と読むことや「だぶるはい」「だぶりゅーはい」などと読まれることもあります。
“world” の頭文字の「W」と “cup” が意味する「杯」をつなげたもので、まれに常用外漢字の「盃」を用いて「Ｗ盃」と表記されることもあります。
「ワールドカップ」を2文字で表現できることから文字制限のあるネットニュースの見出しなどに用いられることが多いです。
「ワールドカップ」同様様々な競技で用いられますが、単に「W杯」と表記されている場合、サッカーの「FIFAワールドカップ」を指すことが多いです。