「プリングルズ」と「チップスター」の違いは?

「プリングルズ」とは、1971年にアメリカ合衆国のP&G社が開発したスナック菓子で、フレーク状にしたジャガイモを成型して高温の油で揚げ、塩や香辛料などで調味した「成型ポテトチップス」の商品名・ブランドです。
現在はP&G社が食品事業から撤退したため、ケロッグ社の登録商標になっています。
「プリングルズ」は、アメリカのみならず世界中で販売されており、1994年から日本でも正規販売が開始、サワークリーム&オニオン味、テキサスバーベキュー味をはじめ、多数のフレーバーの商品が発売されています。
日本では、発売された当初のCMでの発音などから「プリングルス」と表記されることも多いですが、日本ケロッグ社による正式なカタカナ表記は「プリングルズ」になっています。
また、並行輸入商品では「プリングルス」と表記されているものもあり、「プリングルス」、「プリングルス」ともに商標として登録されています。

「チップスター」とは、1976年に日本でヤマザキナビスコ株式会社(現ヤマザキビスケット株式会社)が、「プリングルズ」を参考に発売したスナック菓子で、「成型ポテトチップス」の商品名・ブランドです。
「ポテトチップで人気NO.1のスターになるように」という願いを込めた開発時の仮称が「チップスター」の商品名の由来とされており、その名の通り日本においては成型ポテトチップスを代表する製品として知られています。
「プリングルズ」同様、多数のフレーバーの商品が発売されています。