「おくら」とは、アオイ科トロロアオイ属に属するアフリカ北東部原産の多年草です。 「おくら」の果実は表面に生えた細かい産毛と、断面が星形になる独特の形状が特徴で、野菜として食用にされます。 食感は歯ごたえがあり、刻むとペク
「ふき」と「ふきのとう」の違いは?
「ふき」と「ふきのとう」は、結論からいうと同じ植物の別の部位を指します。 「ふき」とは、キク科フキ属に属する日本原産の多年草で、漢字では「蕗」と書きます。 日本全国の山野や丘陵地、河川の土手や川岸、道端などに自生し、
「豚汁」と「けんちん汁」の違いは?
「豚汁」とは、豚肉と野菜などの具材を煮込んで味噌で調味した味噌汁の一種です。 豚肉が入っていることが「豚汁」の名前の由来で、豚のばら肉が用いられることが多いです。 豚肉以外の具材には、ゴボウ、大根、ニンジン、里芋、ネギ、
「海苔」と「青海苔」の違いは?
「海苔(のり)」とは、紅藻、緑藻、藍藻などをはじめとした食用とする藻類全般、およびそれらを加工してできる食品の総称です。 代表的な種は紅藻綱ウシケノリ目ウシケノリ科アマノリ属の海藻で、紅藻に分類される「アサクサノリ」や「
「天かす」と「揚げ玉」の違いは?
「天かす」、「揚げ玉」に明確な定義はなく、一般的に同じものを指すことが多いですが、以下のように区別されることもあります。 「天かす」とは、天ぷらを揚げる際に生じる、衣の「カス」のことで、食品廃材として廃棄されるほか、
「ボタンエビ」と「トヤマエビ」の違いは?
「ボタンエビ」とは、十脚目タラバエビ科タラバエビ属に属する甲殻類で、食用にされるエビの一種です。 日本固有種で、北海道南部から四国までの太平洋側にのみ分布し、水深300〜500mの深海に生息しています。 成体で体長15~
「伊勢海老」と「ロブスター」「オマール海老」の違いは?
「伊勢海老」とは、イセエビ科イセエビ属にに属する甲殻類で、房総半島以南から台湾までの西太平洋沿岸と九州、朝鮮半島南部の沿岸域に分布する大型のエビです。 「伊勢えび」や「伊勢エビ」と表記されることもあります。 「伊勢海老」
「なめこ」と「なめたけ」の違いは?
「なめこ」とは、モエギタケ科スギタケ属に属するキノコの一種で、ブナやナラなどの切り株や枯れ木に群生するほか、食用として人工栽培も広く行われています。 「なめこ」は、納豆やオクラ、モロヘイヤなどの粘り気食品にも含まれる粘性
「モロヘイヤ」と「ツルムラサキ」の違いは?
「モロヘイヤ」とは、アオイ科ツナソ属に属する北アフリカ原産の一年草で、茎や葉を食用とする野菜です。 加熱や刻むことにより独特のぬめりを発生し、納豆やおくらと並ぶ粘り気食品として知られています。 カロテン、ビタミンB、ビタ
「しょうが」と「みょうが」の違いは?
「しょうが」、「みょうが」は、いずれもショウガ科ショウガ属の植物で、食用とされる野菜です。 「しょうが」とは、ショウガ科ショウガ属の多年草で、おもに根茎と呼ばれる球根部分を食用とする野菜で、漢字では「生姜」と書きま