オオワシ
の違いをご説明いたします。
ちなみに「鷹」はタカ、「鷲」はワシ、「鳶」はトビ(またはトンビ)と読む類で、実は全てタカ目タカ科に属している、生物学上は同じ種別の猛禽類です。

「フクロウ」と「ミミズク」も生物学上同じ種類で羽角があるかないかの違いでしたが、「鷹」「鷲」「鳶」に関しては、形状に大きな特徴はなく、大きさや模様などで分別されています。

タカ目タカ科の中でも比較的大きい種類のオオワシ(全長88-120cm翼開長約220-250cm)やイヌワシ(全長75-95cm翼開長約168-220cm)などが「鷲」とされており、小さめのオオタカ(全長50-60cm翼開長約100-130cm)、クマタカ(全長75-80cm翼開長約160-170cm)などが「鷹」に分別されています。

「鳶」は日本でもおなじみの「ピーヒョロロ」と鳴く鳥類ですが、雄大なイメージの「鷲」や、「トンビが鷹を産む」という諺があるように、「鷹」狩りにも使われて頭の良いイメージの「鷹」に比べると、小動物の死骸も食べたり、市街地に現れゴミをあさるなど、雑食性で烏と似た生態もあってか、少し格下に見られています。


■ Wikipedia 鷹
■ Wikipedia 鷲
■ Wikipedia 鳶

「鷹(タカ)」「鷲(ワシ)」「鳶(トビ)」ともに全てタカ目タカ科で生物学上は同じ生き物。

「鷹(タカ)」と「鷲(ワシ)」「鳶(トビ)」の違いは?
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