「調理師」とは、調理師法に基づく職業で、国家資格です。
調理、栄養、衛生に関して必要な知識、技能を修得し、都道府県知事の免許を受けた有資格者のみが「調理師」を名乗ることができる名称独占資格です。
「調理師」の主な業務内容は食品の調理で、勤務先は飲食店をはじめホテルや旅館の厨房、給食センター、食品会社などになります。
「栄養士」とは、栄養士法に基づく職業で、国家資格です。
栄養、食事計画、食事管理に関して必要な知識、技能を修得し、都道府県知事の免許を受けた有資格者のみが「栄養士」を名乗ることができる名称独占資格です。
「栄養士」の主な業務内容は栄養指導や栄養管理で、勤務先は病院や福祉施設、学校、官公庁、保健所などになります。
「調理師」と「栄養士」は業務内容が重複する部分がありますが、一般的にレストランなどの食を楽しむ場では調理のプロフェッショナルである「調理師」が、栄養管理が重要な福祉施設や学校などでは栄養学のスペシャリストといえる「栄養士」が勤務することが多いといえます。
■ Wikipedia 調理師
■ Wikipedia 栄養士
「調理師」…調理師法に基づく職業で、国家資格
「栄養士」…栄養士法に基づく職業で、国家資格
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「調理師」と「栄養士」の違いは?