薬局ドラッグストアで購入できる「一般用医薬品」は、主に消費者に対する情報提供の必要性の程度によって第一類医薬品第二類医薬品第三類医薬品に分けられています。
第一類医薬品 ロキソニンS
「第一類医薬品は、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のうち、特に注意が必要なものや、新規の医薬品が該当します。
「第一類医薬品」は、薬剤師による書面を用いた情報提供が義務付けられているため、薬剤師常駐の薬局やドラッグストアでしか購入できず、薬剤師が不在のタイミングの場合も購入できません。
「第一類医薬品」は、かぎをかけた陳列設備か、購入者等が直接手の触れられない場所にしか陳列できず、多くの薬局等では、薬剤師のいるカウンターの後ろ側においてあります。
「第一類医薬品」の中でも、特にリスクが高い劇薬などは「要指導医薬品」に指定されており、薬剤師による情報提供と指導が義務付けられています。

「第二類医薬品」は、「第一類医薬品」以外で、副作用等により日常生活に支障をきたすほどの健康被害が生じるおそれがある医薬品が該当します。
「第二類医薬品」の中でも、特に注意を要するものは「指定第二類医薬品」とされており、薬剤師、登録販売者がいる情報提供場所から7m以内に陳列しなくてはなりません。

「第三類医薬品」は、「第一類医薬品」「第二類医薬品」に該当しない、比較的安全性の高い医薬品です。


■ Wikipedia 一般用医薬品

「第一類医薬品」は薬剤師による情報提供が義務付けられた医薬品
「第二類医薬品」は薬剤師または登録販売者による情報提供が努力義務とされた医薬品
「第三類医薬品」は薬剤師や登録販売者による情報提供の既定のない医薬品

「第一類医薬品」と「第二類医薬品」「第三類医薬品」の違いは?