「美容師」は、「美容師免許」を必要とし、その内容は、「パーマネントウエーブ・結髪・化粧等の方法により、容姿を美しくすること」(美容師美容師法第二条)と規定されています。
これらを仕事とするために、美容師免許(国家資格)を取得します。
「美容師」は、髪をカットするだけではなく、ヘアメイク・エステ・着付けなどが求められるので、そのためには幅広い知識と技術を身につけ、流行に敏感である必要があります。
「理容師」は、「理容師免許」を必要とし、その内容は「頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えること」(理容師法第一条の二)と規定されています。
カットや顔そりなどを行う際、昔ながらの髪型を希望される方が多いので、そういった基礎知識をしっかり持っておく必要がありますが、最近では個性的な髪型を希望される方も多く、さまざまなニーズに合った技術を身につけておく必要があります。
技術を身につけることに関しては、「美容師」・「理容師」に違いはありませんが、これら2つの大きな違いは、顔そりを行えるかどうかです。
「理容師免許」を取得していれば、顔そりを行うことができます。
「美容師」は、メイクをするために必要な施術としてしか顔そりは認められていないので、基本的には顔そりはできません。
■ Wikipedia 理美容師
■ Wikipedia 美容師
■ Wikipedia 理容師
「美容師」は、容姿を美しくする人、「理容師」は、容姿を整える人
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「美容師」と「理容師」の違いは?