「財津和夫」さんは、1948年2月19日生まれ、福岡県出身のミュージシャン・シンガーソングライターで、読みは「ざいつかずお」さん、本名も同じ「財津和夫」さんです。
1972年にメジャーデビューしたポップスグループ「チューリップ」の中心的人物で「心の旅」や「青春の影」、「サボテンの花」、「虹とスニーカーの頃」など数多くの楽曲を作詞・作曲、1978年からはソロ歌手としてもデビュー、現在までに数多くの名曲を輩出しています。
音楽活動と並行して1976年から俳優としても活動、テレビドラマや映画にも多数出演します。
2017年に大腸がんであることを発表し、現在は治療に専念するため芸能活動を休止しています。
「財津一郎」さんは、1934年2月22日生まれ、熊本県出身のコメディアン・俳優で、読みは「ざいついちろう」さん、本名は財津永栄(ざいつながひで)さんです。
1953年に上京後、榎本健一映画演劇研究所や帝劇ミュージカルで修業を重ね、喜劇役者や舞台俳優として活動、大阪に活動拠点を移し1962年に吉本興業に入り、1964年より現在の芸名を用いて吉本新喜劇に参加、1965年には吉本新喜劇の座長に就任します。
1960年代に一世を風靡した時代劇コメディテレビ番組「てなもんや三度笠」にも出演、「非ッ常にキビシ〜ッ!!」、「許して…チョーダイ!!」などのギャグで人気となります。
1969年に吉本興業を退社し、再び東京を活動の拠点とし、テレビドラマや映画にも多数出演します。
また、個性的なキャラクターから出演するCMが話題となることが多く「こてっちゃん」や「タケモトピアノ」などをはじめとした数多くのCMにもご出演されています。
現在は芸能活動を休止しており、死亡説もささやかれていますが、所属事務所へのタレント登録も継続されており、引退などの公式な発表もされていません。
なお、「財津和夫」さん、「財津一郎」さんともに熊本阿蘇地方をルーツに持つ熊本藩藩士の財津家を祖先としており、お二方は遠い親戚関係であるとされています。
■ Wikipedia 財津和夫
■ Wikipedia 財津一郎