「金魚」とは、コイ科フナ属に属する淡水魚で、突然変異の「鮒(フナ)」を人為的に交配させた観賞魚です。
「金魚」には、和金(ワキン)、琉金(リュウキン)、出目金(デメキン)、蘭鋳(ランチュウ)など、体形やヒレの形状、色などで様々な品種に分類されます。
「金魚」の体長は、フナに近い体型をもつ一般的な品種の和金で通常2~15cm程度ですが、飼育環境によっては30cmを超える個体もあります。
「鯉」とは、コイ科コイ属に属する淡水魚で、川、池、沼、湖などに生息する野生種の野鯉(ノゴイ)と、観賞用に交配された緋鯉(ヒゴイ)や錦鯉(ニシキゴイ)などの色鯉(イロゴイ)に分類されます。
「鯉」の成魚は、体長60cm程度が一般的ですが、大きな個体では1mを超える個体もあります。
「鯉」の口もとには2対の口髭がありますが、「金魚」にはありません。
「鯉」の外観は「金魚」の原種の「フナ」によく似ていますが、「金魚」が成長して「鯉」になるということはありません。
■ Wikipedia キンギョ
■ Wikipedia 金魚の品種の一覧
■ Wikipedia コイ
「金魚」…コイ科フナ属に属する淡水魚で口髭はない
「鯉」…コイ科コイ属に属する淡水魚で口髭がある
こちらの[違いは?]もどうぞ
「金魚」と「鯉」の違いは?