「ホットケーキ」と「パンケーキ」はいずれも小麦粉、卵、ベーキングパウダー、牛乳、砂糖などが主原料のフライパンや鉄板で焼いた料理のことで、両者に明確な区別はありません。
英語圏の国では、フライパンで焼いたケーキという事で「パンケーキ」と呼ぶことがほとんどですが、アメリカでは「ホットケーキ (hot cake)」や「グリドルケーキ (griddle cake)」という呼称も使われることがあります。
日本においては、森永製菓が1957年に発売開始した「森永ホットケーキミックス」のヒットとロングセラーから、「ホットケーキ」という名前が定着しました。
海外では「パンケーキ」を、デザートとしてだけではなく、食事としてハムエッグやベーコン、野菜などとともに食することも多いのに対し、日本ではおやつのイメージが強いのも「森永ホットケーキミックス」の影響と考えられます。
もちろん海外でもデザートとして甘い「パンケーキ」もありますので、甘いのが「ホットケーキ」で甘くないのが「パンケーキ」といった区別は間違いです。
また、厚みがあるのが「ホットケーキ」で薄いのが「パンケーキ」や、ホットプレートで焼くのが「ホットケーキ」でフライパンで焼くのが「パンケーキ」といった区別も明確な根拠はありません。
「ホットケーキ」と「パンケーキ」はいずれも小麦粉、卵、ベーキングパウダー、牛乳、砂糖などが主原料のフライパンや鉄板で焼いた料理で、日本では「ホットケーキ」海外では「パンケーキ」と呼ばれることが多い
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