「ようかん」とは、小豆を主原料とした餡(あん)を、型に流し込んで寒天で固めた和菓子です。 抹茶などを練りこんだものや、甘露煮にした栗を混ぜたものなど、様々な種類の「ようかん」があります。 寒天の添加量を減らして柔らかい食
「シロツメクサ」と「クローバー」の違いは?
「シロツメクサ」とは、マメ科シャジクソウ属に属するヨーロッパ原産の多年草です。 葉は斑紋が入った3枚の小葉からなる三小葉で、つる性の茎が地面を這うように伸び、花茎の先端に球状に白い小花を咲かせます。 この直径2cm程度の
「幕の内弁当」と「松花堂弁当」の違いは?
「幕の内弁当」とは、白飯と多品種のおかずを詰め合わせた弁当で、押し型で俵型に成型された白飯に、胡麻をふりかけ梅干を乗せたものと、玉子焼き、かまぼこ、焼き魚、揚げ物、煮物などを少量ずつ弁当箱などの容器に詰めたものが一般的で
「振袖」と「留袖」の違いは?
「振袖(ふりそで)」、「留袖(とめそで)」は、いずれも女性用の和服のひとつで、冠婚葬祭などの式事で着用される格式の高い礼装です。 「振袖」とは、「振り」と呼ばれる長い袖の袂(たもと)と、その袂の身頃側を縫い付けてい
「年越し参り」と「二年参り」の違いは?
一年の初めに神社や寺院を参拝し、旧年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願する「初詣」は、元々は大晦日の夜から元日の朝にかけて社に籠る「年籠り」という行事に由来します。 「年越し参り」、「二年参り」は、いずれも「初詣」
「もりそば」と「ざるそば」の違いは?
「もりそば」、「ざるそば」は、いずれも穀物のソバの実を挽いた「蕎麦粉」を主原料とする麺類で、器に盛りつけられた麺をつゆにつけて食べる日本料理ですが、両者に明確な定義はありません。 蕎麦を用いた麺料理「蕎麦切り」は、元々つ
「俳句」と「川柳」の違いは?
「俳句」「川柳」は、いずれも五・七・五の十七音から成る日本の伝統的な定型詩で、江戸時代に栄えた日本文学の形式「俳諧の連歌」から派生した近代文芸です。 俳諧連歌とは複数の参加者が連続して次の句を詠む遊戯性の高い集団文芸で、
「お刺身」と「お造り」の違いは?
「お刺身(おさしみ)」「お造り(おつくり)」はいずれも、新鮮な魚介類などの食材を生のまま切り身にし、醤油などの調味料で味を付けて食べる日本料理のことです。 魚介類の切り身を生食する料理は、江戸時代に濃口醤油が大量生産され
「いんげん豆」と「さやいんげん」の違いは?
「いんげん豆(隠元豆)」は、安価で低脂肪、高タンパクの豆類で、世界中で主食または主要なタンパク源とされている食材です。 「いんげん豆」には、豆を食べる白インゲンや金時、うずら豆をはじめ、世界中に数多くの種があります。 そ
「三味線」と「三線」の違いは?
「三味線」「三線」は、ともに3本の弦を持つ日本の弦楽器です。 江戸時代直前の安土桃山時代に誕生したといわれる「三味線」は、紅木や、紫檀、花林といった木材でつくられた胴に猫の皮を張り、棹(さお)に絹製の弦を3本張った和楽器