インターネット等の通信の手順や、規約などを定めた「インターネット・プロトコル(Internet Protocol)」において、データを送受信するために機器に割り振られる識別番号のことを「IPアドレス」といいます。
この「IPアドレス」は、家庭内LANや、社内LANのように、限られたエリアでのネットワークで使用することが可能な「プライベートIPアドレス」と、インターネット接続などに利用されるため、ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)という組織を中心に世界的に管理されている「グローバルIPアドレス」に大別されます。
インターネットに接続しているご家庭、オフィスでは、契約しているISP(インターネットサービスプロバイダ)より「グローバルIPアドレス」が付与されます。
簡単にいえば、「グローバルIPアドレス」は、電話番号のようなもので、どこからかけても番号を間違わなければ一定の場所につながります。
一方「プライベートIPアドレス」は内線番号のようなもので、限られた場所でしか使用できませんし、別のネットワークには同じ番号が存在することになります。
「LAN」と「WAN」の違いは?も併せてご参照ください。
「プライベートIPアドレス」はLANで使うIPアドレスで内線番号のようなもの
「グローバルIPアドレス」はWANで使うIPアドレスで国際的に管理されている
こちらの[違いは?]もどうぞ
「プライベートIPアドレス」と「グローバルIPアドレス」の違いは?