ハリネズミヤマアラシは、いずれも毛を持つ動物として知られ、混同されることもありますが、生物分類学上は全く別の生物になります。

「ハリネズミとは、ハリネズミ目ハリネズミ科に属する哺乳類の総称です。
野生ではヨーロッパアフリカ中近東、日本を除く東アジアロシアインドなどに生息しています。
日本においても過去にペットとして輸入されていたマンシュウハリネズミ、ナミハリネズミなどが野生化しており、特定外来生物に指定されています。
日本で現在ペットとして飼育される「ハリネズミ」は、特定外来生物に指定されていないヨツユビハリネズミで、体長15~20cm、体重250~600g程度です。
「ハリネズミ」は、生物分類学では、モグラなどと同じ食虫目に分類されていたこともある肉食性の動物です。
「ハリネズミ」の針毛は、体毛の一本一本がまとまって硬化したもので、これにより外敵から身を守ります。
ハリネズミ

「ヤマアラシ」とは、ネズミ目ヤマアラシ科およびアメリカヤマアラシ科に属する齧歯(げっし)類の総称です。
ヤマアラシ科はユーラシア、アフリカに分布する地上生の動物、アメリカヤマアラシ科は南北アメリカ大陸に分布する樹上生の動物で、いずれも夜行性草食性の生物です。
体長60~90cm、体重5~16kgと「ハリネズミ」と比較すると大きく、日本では動物園以外では見られません。
「ヤマアラシ」の針毛は、体の背面と側面の一部にあり、針を逆立てて、肉食獣などの外敵に対し後ろ向きに突進して攻撃します。

ヤマアラシ

なお、オーストラリアに広く自然分布するカモノハシ目ハリモグラ科の「ハリモグラ」も、「ハリネズミ」「ヤマアラシ」と混同されやすい動物です。


■ Wikipedia ハリネズミ
■ Wikipedia ヤマアラシ

「ハリネズミ」…ハリネズミ目ハリネズミ科に属する哺乳類の総称
「ヤマアラシ」…ネズミ目ヤマアラシ科、アメリカヤマアラシ科に属する齧歯類の総称

「ハリネズミ」と「ヤマアラシ」の違いは?
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