タヌキアライグマは、その外観が似ていることから間違われることも多いですが別の動物です。
 
タヌキ

「タヌキ」とは、食肉目イヌ科タヌキ属に属する哺乳類の総称で、日本、朝鮮半島中国ロシア東部、ベトナム北部に分布しています。
「タヌキ」は、日本において古くから親しまれてきた野生動物で、漢字では「」と書き、日本のことわざ昔話にも登場することが多い動物です。
日本には北海道に分布するエゾタヌキと、本州四国九州に分布するホンドタヌキの2種が生息していますが、いずれも同種と考えられており、まとめて「ニホンタヌキ」と呼ばれることもあります。
成体で、体長50~70cm、尾長12~25cm、体重3~10kg程度、茶褐色で四肢が黒い体毛個体が多く、ネズミモグラなどの小動物爬虫類両生類カニザリガニ昆虫類、ミミズ、動物の死骸、木の実などを食べる雑食性です。
「タヌキ」は、夜行性で臆病な性格の個体が多く、山林野山に生息するものがほとんどでしたが、開発などによる居住地域の減少で近年は都市部にも進出が進んでおり、自動車に轢かれるなどの交通事故も多くなっています。

アライグマ

一方「アライグマ」とは、食肉目アライグマ科アライグマ属に属する哺乳類で、北アメリカ全域に広く分布しており、日本、ヨーロッパにも外来種として生息しています。
「アライグマ」は、アメリカにおいて古くから親しまれてきた野生動物で、ペットとして飼育されるほか、毛皮利用もされています。
日本においても1977年にアメリカの小説原作としたテレビアニメ「あらいぐまラスカル」が放映された影響で人気が高まり、ペットとして多くの個体が輸入されます。
このペットとして飼育されていた個体が脱走や捨てられて野生化したものが日本で繁殖し、定着したと考えられています。
日本で野生化したものは成体で、体長40~60cm、尾長20~40cm、体重4~10kg程度の個体が多く、灰褐色で尻尾に縞模様のある体毛を持っています。
「タヌキ」同様小動物、鳥、爬虫類、両生類、魚、カニ、ザリガニ、昆虫類、ミミズ、動物の死骸、木の実などを食べる雑食性で、都市部では生ゴミを漁ることや、大型の「アライグマ」ニワトリウサギなどの家畜やペットを襲うこともあります。
果樹園農作物を食害するなど農業被害を及ぼすことや、生態系に影響を与えることなどから、日本では2005年より特定外来生物に指定されペットとして飼育や販売、輸入することが禁じられています。


■ Wikipedia タヌキ
■ Wikipedia アライグマ

「タヌキ」…食肉目イヌ科タヌキ属に属する哺乳類の総称
「アライグマ」…食肉目アライグマ科アライグマ属に属する北米原産の哺乳類

「タヌキ」と「アライグマ」の違いは?
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