近代五種競技十種競技は、いずれも1人の選手が複数の種目をこなして総合的な成績で優劣を競うスポーツ競技です。
    
近代五種競技

「近代五種競技」とは、1人の選手が、「フェンシング」「水泳」「馬術」「射撃」「ランニング」という全く性質の異なる5つの競技を行い、それぞれの成績を得点に換算し、総合成績で順位を決める複合競技です。
フェンシングの種目はエペで、1分間1本勝負の総当たり戦を行い、勝率70%を基準点に勝敗数により得点が増減します。
水泳の種目は200m自由形で、2分30秒を基準点にタイムによって得点が増減します。
術の種目は障害飛越競技で、ダブル障害・トリプル障害を含む15飛越を、選手が抽選で引き当てた馬を用いる貸与馬競技で行い、基準点からの減点方式で得点が決まります。
2009年の北京オリンピック以降、射撃とランニングは「コンバインド」と呼ばれる複合方式で行われ、フェンシング、水泳、馬術の得点差をタイム換算し、タイム差を元に順次スタート、レーザーピストルを用いた射撃と、ランニングを交互に数回づつ行いゴールまでの順位を競います。
「近代五種競技」英語名は「modern pentathlon(モダンペンタスロン)」ですが、これは古代オリンピックで行われていた走り幅跳び円盤投げ、スタディオン走、槍投げレスリングからなる五種競技「古代五種」の英語名「pentathlon(ペンタスロン)」に対してつけられたものです。

アシュトン・イートン氏 (十種競技 世界記録保持者)

「十種競技」とは、1人の選手が、「100m走」「走り幅跳び」「砲丸投げ」「走り高跳び」「400m走」「110mハードル」「円盤投げ」「棒高跳び」「槍投げ」「1500m走」合計10種の競技を2日間に渡り行い、それぞれの成績を得点に換算し、合計得点で順位を決める陸上競技の種目です。
1日目に100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走を、2日目に110mハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500m走をそれぞれ行い、各種目の得点は独自の複雑な計算方法が用いられます。
「十種競技」の英語名は「デカスロン(decathlon)」で、「ヘプタスロン(Heptathlon)」と呼ばれる七種競技や、「アイコサスロン(Icosathlon)」と呼ばれる二十種競技もあります。

なお、元陸上競技選手で現在タレントとしてご活躍中の武井壮さんは、かつて「十種競技」の日本記録を保持していたことでも知られています。


■ Wikipedia 近代五種競技
■ Wikipedia 十種競技

「近代五種競技」…1人の選手がフェンシング、水泳、馬術、射撃、ランニングの5競技を行い、総合成績で順位を決める複合競技
「十種競技」…1人の選手が100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走、110mハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500m走」の10競技を2日間に渡り行い、合計得点で順位を決める陸上競技の種目

「近代五種競技」と「十種競技」の違いは?
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