いずれも生物やその皮革を表すパイソンバイソンは、カタカナ表記では濁点・半濁点が違うのみで混同されることもありますが、全く別の動物です。
  
パイソン

「パイソン」とは、ニシキヘビ科ニシキヘビ属に属するヘビの総称で、日本では「ニシキヘビ」と呼ばれます。
バングラディシュからフィリピンインドネシアまで東南アジア全域に分布する最大種の「アミメニシキヘビ」は全長500~600cm、最大で990cmにもなる大型のヘビで、英名は「レティキュレートパイソン(Reticulated python)」です。
ギニアからスーダンまでのアフリカ中部に分布する小型種の「ボールニシキヘビ」は全長100~150cm、最大200cm、英名は「ボールパイソン(Ball python)」で、ペットとして飼育されることもあります。
「パイソン」は、革製品として利用されることも多く、皮目的の乱獲により生息数が減少した種もいます。
このため、ワシントン条約で国際的な取引が規制されています。

バイソン

「バイソン」とは、ウシ目ウシ科バイソン属に属するウシ族の総称で、日本語では「野牛」と訳されることもあります。
アメリカ合衆国カナダ南部などに分布する「アメリカバイソン」はオス体長290~380cm、肩高160~190cm、体重800~1,200kg程度、メスで体長210~320cm、肩高150~160cm、体重300~600kg程度の個体が多く、ポーランドロシア南西部などに分布する「ヨーロッパバイソン」はオスで体長250~350cm、肩高150~190cm、体重650~1,000kg程度、メスで体長210~280cm、肩高140~160cm、体重300~600kg程度の個体が多いです。
開発による生息地の破壊や食用の乱獲により、ヨーロッパバイソンの野生個体は絶滅動物園などで繁殖された個体が残るのみで絶滅危惧種に指定されており、アメリカバイソンの野生個体も激減、準絶滅危惧種に指定され保護区域内に生息するものがほとんどです。
「バイソン」「パイソン」同様、皮を革製品として利用されることもありますが、余剰頭数からの採取のため流通は少なくなっています。


■ Wikipedia ニシキヘビ属
■ Wikipedia バイソン属

「パイソン」…ニシキヘビ科ニシキヘビ属に属するヘビの総称
「バイソン」…ウシ目ウシ科バイソン属に属するウシ族の総称

「パイソン」と「バイソン」の違いは?
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